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「トイレット」 [cinema]


トイレット [DVD]

トイレット [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


1/3(月)に、目黒シネマに出かけてきました。
年末にふと発見したお目当てのリバイバル上映、荻上直子監督特集で、この作品と「かもめ食堂」の2本立ての企画で、この日、無事鑑賞できて嬉しかったです。
「かもめ食堂」はずっとずっと気になっていながら見逃してしまっていて、実は手元に録画してある本編は既に持っていながら、まさかのスクリーンで出会うことができて・・・という経緯もあって、実はこちら、「トイレット」に関しては当面のお目当てではなかったんで期待もそれほどしていませんでした。

すべて荻上直子監督ではないんですが、「かもめ食堂」「めがね」「プール」「トイレット」そして「マザーウォーター」は同一線上の世界観で制作されている作品群だと思うんですが、この一連の作品の隙間の多い味わいは大好きです。
で、この作品の舞台はカナダ・トロント、もたいまさこさん以外は全部外国人キャスト(って、状況でいえばもたいさんが外国人なんで逆です)、台詞はもたいさんが一切しゃべらずに全部英語だし、普段通りの日本映画を観ている感覚とはちょっと違う距離感でした。でもそのちょっと遠い感覚が、観ていると次第に気にならなくなって、いつもの雰囲気・空気感に包まれて優しい心地よさを味わえました。
「かもめ食堂」や「プール」は原作もある作品だったんで「めがね」以来の荻上直子監督自身に手によるオリジナル脚本でもあります。

母の葬儀がきっかけで兄弟たちと同居することになった“ばーちゃん”。
もたいさん演じるこのキャラクターは基本しかめっ面だし、朝のトイレがなぜか長いし、出てくると深いため息ついてるし、不可解過ぎです。
段々分かってくるこの意味が、何ともほほえましくもあって、あったかい気持ちになれました。やっぱり、もたいさんが最高です。
あとから観て気づいたんですが、エアギター選手権って、「かもめ食堂」とリンクしてたんですね。
ひきこもりピアニストの兄・モーリーの不器用さだったり、純粋さは、いちばん常識的なキャラクターにも思える弟・レイの冷静だけど結局お人よしだったりする中にも共通して描かれてて、このアンバランスが関係が妙に納得です。一番下の妹・リサは荻上監督自身の家族間の立場がそのまま投影されてるようで、わがままっぽいけど実は素直な感じとか、やっぱり憎めないキャラクターでした。
この3人は演技経験も浅いということで、でもその素朴なありのままの姿がよかったです。
そしてバスを待っているサチ・パーカーさん。
「西の魔女が死んだ」でのおっとりした中に気高さのあるおばあちゃん役とは今回ちょっと違う謎だらけの人物でしたが、特に状況説明もされないまま登場してきて、観終えてからなんだか印象に残ってしまいます。
それにしても、家族みんなでつくって食べる餃子はほんとにほんとにおいしそうでした。

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non_0101

こんにちは。
心地よい楽しさを感じる作品でした。
静かな日々の中に起きた変化を少しずつ感じさせてくれるところが面白かったです。
もたいさんのしかめっ面とため息が何とも可笑しくてクスクス笑ってしまいました☆
by non_0101 (2011-02-06 12:10) 

cs

non_0101さん、niceとコメントどうもありがとうございます。
1月に8本観た作品の記事をがんばってちょっとずつupしていかなくてはなりません。
今回のもたいさんの得体の知れなさは最高でしたね。
それにしても、ばーちゃんの溜息がついつい気になってしまうとか、レイって、なんて良いヤツなんだろうと思いました。
by cs (2011-02-06 14:50) 

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