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医学のたまご / 海堂尊 [本のこと。]


医学のたまご (ミステリーYA!)

医学のたまご (ミステリーYA!)

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2008/01/17
  • メディア: 単行本


11/27(土)に読了しました。
実はこの本、書店に問い合わせてみたところ、在庫もなく、入手は困難と言われたものです。
理由は、理論社さんがなんと倒産、そもそものストックされている在庫がすでにそこまで残っていなかったため、どこかの店頭にたまたま残っているもの以外、買うのは難しいとのことでした。そう言われてしまうと、天邪鬼にも余計に読みたくなります。で、半分ダメモトでBOOK OFFに出かけたところ、1冊、ありました。本来はこういうルートで入手すると著作者の利益にならないので、なるべくなら避けたい手段ではあるんですが、今回は他の選択肢は考えられず躊躇なく購入(いや、ほんと、やむを得ずです、一応)。
早速、読み始めました。
今回の舞台もおなじみ、桜宮市の東城大学付属病院なのですが、時制が一気に未来に飛んでいます。つながりとしては、発表順は逆で、本当は後から読むべきだった「ジーン・ワルツ」のエピソードのその後という位置づけです(作品の発表順でいえば、さかのぼってエピソード・ワンが描かれているという体裁)。
主人公の曽根崎薫くん、その母は・・・・なるほど。
今回登場しませんが。
で、東城大学病院の過去の作品でおなじみの顔ぶれも、それぞれに年月を重ねて登場してきます。垣谷先生、念願のそのポジションでしたか、で、グッチーは・・・・そういう肩書き、たぶんご本人は望んでも居なかったはずじゃ・・・というそのあたりの経緯もこの先いずれ登場するのでしょう。今回の作品、そもそもの対象が中高生向けということで執筆されたものだったんで、いつものこと以上に他の小説を読んでいなくても独立して読めるようにはなっていますが、それでもやっぱりこの先つながるはずのリンクがいつ、どんな形で作品になるのか楽しみな要素が満載でした。
そして自ら引き寄せてしまった災難とはいえ、オトナのずるくて醜い部分をたっぷり味わうことになってしまった薫くんのそれでもちゃんと逃げずに前を向いて進んでいくエピソードそのものも(それしかもう選択できる手段も遺されていなかったから?・・・まあ、それはいいとして)、もちろん面白かったです。
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コメント 2

non_0101

こんばんは。
そう言えば、理論社は倒産してしまったのですよね(T_T)
いい本を出している出版社さんだったのに…
by non_0101 (2011-01-02 00:38) 

cs

non_0101 さん、niceとコメントどうもありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

まさかの事態だったんで、正直驚きました。
また確かに、書店でも細々と並べられてるっていう状態だったとはいえ。
残念です。
この作品もそうですが、復刻してほしいし、理論社さんも再建されたりしてくれないかなぁと切に思います。
by cs (2011-01-02 11:41) 

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