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チーム・バチスタの栄光 / 海堂尊 [本のこと。]


チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2007/11/10
  • メディア: 文庫


チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2007/11/10
  • メディア: 文庫


順序が逆なんですが先に映画を観てから気になっていたこの作品、本日、読了しました。
このところ、読書熱が急に高まってて、「永遠の0」の後に、何が読みたいか自分自身を探りながら、レンタルしてきた「ジェネラル・ルージュの凱旋」を鑑賞して、決まりました。まずはこれだろうと。
たまたま、本日TV放映があるんですが、その事実を知ったのは昨日なので、偶然このタイミングで原作を読み終えることになりました。
最初の出版は2006年2月の単行本で、その話題に上った時期、書店に平積みになっていたのを記憶しています。そして、映画化
原作での凸凹コンビ、田口&白鳥が、映画では結構異なったキャラクター設定になっていたのは、小説を読み始める前に予備知識として多少入っていましたが、まず田口センセイは性別も翻案してあるので小説として独立してイメージできたんですが、白鳥はダメです。どうしても阿部寛さんの風貌、そしてあの声が浮かんでしまいました。原作では、少なくとも外見上全く異なるイメージになるはずなんですが(風貌としてはまったく冴えない明らかにメタボなおっさんのはず)、映画でのキャラクターは妙にぴったりで、それはどうしてもTRICKの上田教授のキャラそのままの雰囲気と重なります。で、白鳥調査官をそのイメージのまま読み進めていても小説の世界観として全く違和感もなかったのが本当なら不思議です。でもほんとは上田は上田、白鳥は白鳥で、性格上明らかに別な部分だってあります(当たり前か)。
それから高階病院長。これはまんま國村隼さんそのものとしか、もうイメージできません。ゴンちゃんって・・・・、とどめでした。
そのラインで、マコリンもあまりにもぴったりでした。
・・・・そんな具合で、先に観た映画の先入観があるのに、そしてミステリーなのだから、どういう展開で、真犯人が誰なのかも知っていながら読んでいたのに、この原作小説は本当に面白かったです。
海堂さんはこれが世に出た初の小説とのことですが、複雑な病院内の組織、最先端の技術(なのか、よく知りはしないんですけど・・・)、そして人物描写のリアリティと、作品世界の完成度に驚きです。
映画化された小説で、よくあることですが、脚本化された時点でかなり交通整理されていて、省略もされています。そのディテールの描写、変更されたエピソード、そして映画では語られなかった枝葉の部分がかなり面白かったんですが、それは逆に、よくこの内容を映画というフォーマットで整然と構築しなおせたなぁと感心したりしました。
映画も2本とも面白かったんですが、原作もこれに続き、挑戦してみたいと思います。
・・・結局今回の記事、小説そのもののことより映画との比較になっちゃいました。
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よろずや「M」

こんばんわ。
私も阿部ちゃんはTRICKの上田教授のキャラが・・。
(笑)
原作を読んでからだと・・「あ、ここが抜けた」とか
「これはこういう解釈か」とか比べちゃうんですけど・・
私はなぜか「原作→映画」パターンが多いです。
by よろずや「M」 (2010-10-05 19:03) 

cs

よろずや「M」さん、niceとコメントどうもありがとうございます。
この白鳥っていうキャラクターについて、ふと原作読み終えてから色々考えたりしちゃいますね。
今回、TV放映もあったんで、原作のイメージがまだ新鮮なまま、もう一度映画を観てみました。映画が先だと気づかなかったのは、田口センセイの原作キャラクターの内面の熱さです。竹内さん演じる田口センセイもぴったりだとは思えたんですが、原作にある病院内の政治の部分とか、実に周到に設定されている彼のポジションや背景とか映画では時間的な制約もありすぎて描けないであろう部分を考えると、やっぱり別物なんだなと感じます。その上で、あの面白い小説の世界観をざっくり噛み砕いて紹介してくれてる形になってて、それはそれとして感心しました。
ほんと、「あ、ここは端折っちゃうんだ」とか、つい・・・面白かったんですけど。
よろずや「M」さんは本を次々読まれているから、どうしても映画が後の順序になるんですね。これって、どっちが結局いいのかって難しいですよね。
by cs (2010-10-06 00:39) 

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