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「告白」 [cinema]


告白 【DVD完全版】 [DVD]

告白 【DVD完全版】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD


6/12(土)に鑑賞して来ました。
中島監督の作品はひととおり観てきていたのもあって、今回も公開が待ち遠しかったです。
しかも、どう考えても「下妻物語」、「嫌われ松子の一生」、「パコと魔法の絵本」とはテイストが違う雰囲気がかなり気になっていました。
「下妻」にしても「松子」にしても原作小説があった作品です。それに、他の監督の作品でも、自分は先に原作小説を読んでいることがほとんどなかったパターンが多いんですが、この作品は特に原作が気になって仕方なくなり、直前になって我慢できずに読み始めました。水曜の夜に文庫を買ってラストのほんのわずかを残して土曜に鑑賞したんで、小説の中の人物と俳優さんたちが演じるキャラクターの顔がどう比べられて見えるのか自分でもよくわからずに映画を観たんですが、確かに筋はかなり原作に忠実に再現されているものだったはずなのに、やはり中島監督独自のビジョンが明確にあって、小説は小説、映画は映画としてキャラクターがそれぞれに成立している気がしました。見事な配役です。
いつものように、音楽のセレクトも絶妙で、特にRADIOHEADの主題歌はぴったりでした。
それにしても、松たか子さんの存在感、声のトーン、表情がこれほどの迫力で堪能できる作品はこれまでなかった気がします。監督もインタビューで発言していますが、彼女の舞台での姿はこの感じがもっとストレートに伝わってると思うんですが、TVや映画ではまず見せてこなかった形に思えます。

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

  • 作者: 湊 かなえ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2010/04/08
  • メディア: 文庫



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コメント 12

ジジョ

たしかに!
舞台の松たか子さん迫力ある女優さんですが、
映画とかでは、もっと抑えた感じだったかもしれないですね〜。
音楽も気になる映画でした☆ レディオヘッドもピッタリ♪
by ジジョ (2010-07-05 04:54) 

cs

ジジョさん、niceとコメントどうもありがとうございました。
もともと、これまでと作風としては別だけど中島哲也監督って、なんとなく舞台っぽい感覚で映画撮ってるなぁとは思ってたんですけど、ここでの松さんの立ち姿って、ほんと舞台な感じでしたね。原作にはないあの最後の一言も松さんだからこそ成立してる気がしました。
で、やはり音楽も気になり、もう映画観てからすぐにサントラ買っちゃいました。
by cs (2010-07-06 00:27) 

たんたんたぬき

csさんこんにちは。
中島監督は私とほぼ同世代の方ですが、私の知らない世代の世界を見事に描いてくれることに敬意を抱いています。
その要求に見事に応えた出演者達、特に主演女優はすごい!としか形容できませんでした。
私は基本的に小説をほとんど読まないので本作も未読です。
評価の高い原作本を映像化するのは難しいと思いますが、csさんのご感想と同じく、どちらにも高評価をつける方が多いのは希なケースではないでしょうか。次回作も楽しみですね。
by たんたんたぬき (2010-07-08 22:41) 

てくてく

松さんの演技、凄かったですよね^^
TVドラマやCMでみる
明るくて健康的な彼女とは、一味も二味も違ってた。
さすが女優さんです。
中島監督の演出も見事で、
引き込まれてあっという間に、終わってしまいました^^
by てくてく (2010-07-09 18:55) 

cs

てくてくさん、niceとコメントどうもありがとうございます。
原作がとにかく人物がひたすらしゃべり続ける内容だから、それを映画として見せるのは工夫も必要なんですけど、一切無駄なものはない感じでほんとに惹きこまれて一気に観終えた印象でした。途中で何気ない風景のカットとかも入ってるんですが、とにかく松さん演じる森口先生の様々な表情が、行動そのものは極端で誇張されてるものかもしれませんが、実際にこういう人が居てもおかしくないほど肌身のリアルな感触としてずっしりと残る作品でした。
by cs (2010-07-11 16:13) 

cs

たんたんたぬきさん、niceとコメントどうもありがとうございました。
中島監督のこれまでの作品に比べると、映像の中に登場してくる人物が本当に絞り込まれてて少ないんですけど、それこそがこの作品が描こうとしている、ちょっとだけ日常から感覚がずれているだけで違って見えてくる主観の怖さに結びついている部分でもあって、木村さんも松さんもすごいですね。お二人とも、こういうキャラクターを演じるのって結構リスキーなチャレンジだったんじゃないかと勝手に思ってしまうんですが、でもこの女優さんたちだからこそ成立してる部分は間違いなく大きいなと思えるものでした。子供たちも普段TV等で見かけることがあまりなかった顔ぶれだったと思うんですが、それもまたよかったと思います。
by cs (2010-07-11 16:28) 

non_0101

こんにちは。
松たか子さんの演技は圧倒的でしたね~
結局2度観たのですけど、あの演技に引き込まれてしまいました。
トーンを落とした映像も印象的でした。
この原作をかなり原作通りに創り上げた監督さんは本当に凄いなあと感じました☆
by non_0101 (2010-07-17 11:34) 

cs

nonさん、こちらの記事にもnice&コメント、TBどうもありがとうごいざいました。
nonさんは2度ご覧になったんですね。自分も、これはもう一度観てみたいと思っているんですが・・・まだチャンスはありそうです。
何しろ、やはりこの作品の松たか子さんを改めて観たいなと思いますね。
あと、個人的には観終えて購入したサントラを既に聴きこんだ上で観るというだけで違った発見が出来そうです。
実は原作も改めてゆっくり読み直しているところです。
by cs (2010-07-18 12:31) 

Labyrinth

(^_^)ノ こんばんは。
> ラストのほんのわずかを残して

・・・というのがニクイですね(´m`)
やっぱり 「王様のブランチ」で話題になったときに読んでおけば良かったな
 なんて思いました。(苦笑)
でもその時は 文庫版じゃないし~  な~んてね(^_^ゞ
by Labyrinth (2010-10-02 23:38) 

cs

Labyrinthさん、niceとコメントどうもありがとうございました。
自分はどちらかというと、ほんとに小説は読まないで来たと思うので、映画化をきっかけにして原作に触れることの方がどうしても多くなります。
でもそのほうが、どうやら失望したり期待と違ったりという感想になるのを避けることが出来るのかなとも思っていて、この「告白」はかなりイレギュラーな楽しみ方?だったんです。
映画は映画、小説は小説として、それぞれに強く惹きこまれましたね。
by cs (2010-10-03 21:01) 

CORO

湊かなえの真綿で首を絞めるような展開に、
中島哲也の大胆さが加わって、とにかく強烈でしたね。
少年Bのもうひとりの姉の存在を完全に排除したことで、
松たか子と木村佳乃の対比もより鮮明になりました。
これは忘れられない作品になりそうです^^
by CORO (2011-02-19 11:17) 

cs

COROさん、niceとコメントどうもありがとうございます。
確かに、原作の描写はじわじわ追い詰めていく展開なんだけどあくまで冷静に冷静に・・・という感じに背筋が寒くなる物語でしたけど、中島監督は色彩としては抑えたトーンでもやっぱり彼独自の派手さがあって、小説では味わえないものを描こうとしているこだわりの姿勢が感じられました。
ああいう配役にしたのは監督自身が推敲を何度も重ねた脚本で、ある程度見えてきていたビジョンで映画として見せるには何を削っていくのかブレがなかったんでしょうね。
by cs (2011-02-19 12:22) 

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