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「春との旅」 [cinema]


春との旅【DVD】

春との旅【DVD】

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD


5/22(土)にハシゴして観てきました。
この日は一気に3本、この作品と「グリーン・ゾーン」、あと「書道ガールズ」です。
いつもそうなんですが、ハシゴする作品のチョイスがばらばらですね。でも、どれもシネコンですから他にも数ある中からまず観たくて自分で納得して選んだものです。
この作品、小林政広監督という人は不勉強でよく知りませんでしたが、「海賊版=BOOTLEG FILM」というタイトルは聞いた事があって、今回は仲代達矢さんの主演というのにまず興味があって観ました。最近では助演で「引き出しの中のラブレター」とか、ちょっと前ですが「金融腐蝕列島[呪縛]」とか、幾つか自分も観ていたんですがもしかして主演の映画って、久々じゃないかなと。
孫娘の春を連れ、疎遠になった兄弟たちを訪ね歩く淡々としたロードムービーとして描かれているこの作品、予想通りになかなか地味で渋いテイストでしたが、そういうのが何しろ大好きで、じんわりと沁みる観てよかったと思えた1本です。
最初に訪ねた先は大滝秀治さんのところ、その奥さんに菅井きんさん。ここで交わされる会話の何気ない呼吸、この緊張感。さすがというか、奥深かったです。頑固者の仲代さん演じるおじいちゃんにくっついて歩く娘を演じる徳永えりさんて、「フラガール」に出てたんですね。あとからパンフで確認するまで、全くイメージが結びつきませんでした。他の共演者陣がほぼ全員、かなり達者なベテラン揃いなのに(錚々たる顔ぶれです)、そういうプレッシャーとか気負いは全然感じられなくて、ちゃんとアンサンブルの中で成立していることって結構ハードルが高いんだと思うんですが、仲代さんと二人で並んで歩く時の独特の大股とか、ずっと着てる赤い上着とか、彼女の表情が観終えた余韻でずっと残ってて、あまり他の出演作のイメージがなかったことも含めその佇まいの新鮮なキャラクターが見事でした。
ラスト近くに、香川照之さんのもとを訪ねていくシークエンスはそれまでと違ったトーンになるんですが、この場面で見せる彼女の表情と香川さんの存在感、その半分突き放された距離感に温かみと揺らぎのあるシーンは本当に惹きこまれました。

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