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MASTER TAPE -荒井由実「ひこうき雲」の秘密を探る- / NHK BS-2 [Watching TV:Music]


ひこうき雲

ひこうき雲

  • アーティスト: 荒井由実
  • 出版社/メーカー: アルファレコード
  • 発売日: 1998/06/24
  • メディア: CD


TVの番組表でふと気になって、予約録画しておいたものを鑑賞しました。こういうシリーズで製作されてる番組という訳ではなく、どうやら単独のドキュメンタリー番組のようです。
ユーミンが大事そうに16chマルチトラックのマスターテープを抱えながら、スタジオ入り。
荒井由実として、デビュー・アルバム「ひこうき雲」レコーディング・セッションで製作された音源の入ったマスター・テープを聴きながら当時を振り返るという企画で、当時のレコーディングスタッフのお二人にユーミン、それとアレンジとサウンド全面的に担当のキャラメル・ママ、のちのティン・パン・アレーのメンバーである松任谷正隆氏、細野晴臣氏で改めてその演奏を聴いていきます。当時、まだ現在のようなプロデューサーという立場はなかったんですが、この顔ぶれは実質的にプロデュースも兼ねてレコーディングに参加している意味合いがあったと思います。
最初はアルバム製作前に最初にレコーディングされた ♪返事はいらない から。
ピアノ、ドラム、ベース、ギター、それにパーカッションというごくベーシックな構成のバンドサウンドはシンプルだけど、とにかく演奏の確かさ、ちょっとしたフレーズに凝っているそれぞれのパートの表情の豊かさ、雄弁さが凄いです。
基本的には、アルバムを通してテイクは多くても3~5、場合によってはテイク1でOKという形だったようで、そんな中で苦戦したのがVocalとのこと。試行錯誤を繰り返し、何度も録音する中で、デビュー・アルバムで確立したノンビブラートの歌唱、それにやはり、聴いたらすぐに分かるユーミンの声のユニークな個性。
でも結果的に37年も経過したって今聴いてて全く古びていないサウンドが完成してて、やっぱり凄いなと思います。
途中から、ドラムの林立夫さん、それに参加は2曲ですが、ペダル・スチールといえばこの人、駒沢裕城さんも参加して、みんなで盛り上がって聴いていました。
タイトル曲 ♪ひこうき雲 は、まずマスター・テープを聴いた上で、ちょっと移動してスタジオで当時を再現して演奏まで披露。
この部分は余興みたいなもんですが、やっぱりなんだか贅沢です。
♪ きっと言える では、マルチトラックの中から、ユーミンの声と細野さんのベースだけ抜き出して聴いてみるという提案で、再生。これが、十分これだけで音源として成立してるほどのいい音で、雰囲気があってかっこよかったです。
同じように、特定のパートだけ抜き出して再生して、それぞれがきっちり職人技を聞かせてくれる、本当に細部まで緻密に構築されてるトラックは、どれも極めて贅沢な音です。

この企画で、他のアーティストでもまた番組を観てみたいです。
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コメント 2

minku〜♪

いいですね〜♪
ユーミンは本当、古いアルバムを聴いても古く感じない、
懐かしいんじゃなく、切なく胸がキュンとなるような不思議な曲が多いです。
贅沢な企画ですね!
by minku〜♪ (2010-02-04 23:41) 

cs

minku〜♪ さん、コメントどうもありがとうございます。
ユーミンって、その時々でアルバムごとの表情が違うんですけど、聴いてて空気が伝わる、映像が浮かんでくる作品がほんとに多いんですよね。
その上で、デビュー当時から徹底的にプロフェッショナルとして楽曲製作していたという検証をしていた番組になってました。
録画した番組はもう数回、繰り返して観てしまっています。
どうやら、2/19に再放送あるみたいです。やっぱり反響も大きかったんでしょうか。このパターンだと、BS2だけじゃなく今後NHK総合でも放映してくれる可能性もありますね。
もしご覧になる機会があったらぜひ。
by cs (2010-02-05 00:19) 

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