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「ヘブンズ・ドア」 [cinema]


ヘブンズ・ドア スタンダード・エディション [DVD]

ヘブンズ・ドア スタンダード・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


2/15(日)に2本、ハシゴしてきました。
2月に入ってから、なんだか余裕が無いまま、観たい作品もなかなか追いつけない状況でした。
その中で、とりあえず、これです。

原案になっているドイツ映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」はレンタルで観たことがありました。
テーマの割りにシンプルでユーモラスで飄々としてて、観終えた後の感覚が好きな結構面白かった印象の作品ですが、正直もう細かい部分はあちこち忘れてました。
今回リメイクを担当したのは「鉄コン筋クリート」のマイケル・アリアス監督。
主演の二人が年齢も設定も原作と翻案されてるキャラクターで、演じる長瀬智也くんも福田麻由子ちゃんも、これまで観ていたほかの作品で気になる俳優さんで、この組み合わせにまず興味がありました。
そこに妖しい雰囲気の長塚圭史さん、キャラクターの佇まいがまんま「鉄コン」みたいな大倉孝二氏、田中泯さんコンビとか、三浦友和さんとか、脇がいちいちまた魅力的で楽しかったです。
それにしても、二宮くんの起用がほとんど出オチみたいなああいう扱いで・・・贅沢です。意外にはまってたし。

結末はもう最初からある程度予想できている上で、二人の行き当たりばったりの旅を追いかけていくんですが、あえて映像的には直球で見せるマイケル・アリアス監督のねらいは成功でした。
ロケーションや配役のあちこちに、「鉄コン」とかなり符合するアリアス監督らしい表現が見つかるんですが、その上で挑戦している実写映画としてのある種オーソドックスな語り口。
天国の扉は、日常の延長にある意味では誰にでも気づけるように在るという提示の仕方。
死が隣り合わせなのは、生きていれば実は当然のことで、ただ普段の暮らしの中にあまりその発想はないまま日常を過ごしていることが多いです。
難病だから、死を受け入れるのが納得できないんじゃなくて、たぶんどんな人でも自らの生が終わる瞬間に、普通の感覚として納得なんてできないんじゃないか、と。
死が目前だと分かって、やりたいことのリストができて、結局そんなものはあっさり実現なんてしてくれなくて。
最高の人生の見つけ方」とは違う結論になるんですが、諦念ではないんですが、じたばたは結局しながらも、本当はこうなんじゃないかと、やはり思えてきます。
この脚本の達観した哲学的な結論ではない示し方が、すんなりと受け取れました。



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