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「百万円と苦虫女」 [cinema]


百万円と苦虫女 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


7/21(月)に鑑賞した作品です。
7月は億劫がって映画館に余り行けませんでした。
なのに、蒼井優ちゃん久々の単独主演となると話は別です。
最優先です、やはり。
公開してすぐ観たくて、早速連休のラストに出かけました。たまたまちょうど仕事も一区切りだったんで、ベストなタイミングです。

タナダユキ監督とはこれが初顔合わせだったと思うんですが、WOWOWで放映の「蒼井優×4つの嘘 Camouflage」という番組があり、その第四章を担当したのがタナダユキ監督。実際には、撮影順は映画の方が先ですが、放映はWOWOWのが逆転して先になり、「都民・鈴子 -百万円と苦虫女 序章-」という形の3編のショートフィルム作品を先に観ることになりました。他の章を担当したクリエイターの方々の作品も面白かったんですが、この鈴子というキャラクターがなんだか彼女自身の素の表情に近い感じがして、本編である映画の公開が待ち遠しかったです(この4つの嘘に関しては、改めて記事を残そうと思ってます)。

家族の下を去り、自分のことを知らない町を点々とする鈴子の表情に対して苦虫女っていうことなんですが、愛想笑い以外はなんだかつねにちょっと居心地悪そうな表情の彼女はほんとに蒼井優ちゃんそのものなんじゃないかと思えてきます。作品の尺がもっともっと倍以上長くても、ただずっと眺めていたい、画になる人だなぁと改めて思いました。ある意味、ちょっと対極かもしれないTVでの「おせんさん」の表情も好きだったんですが、鈴子のすっぴんな感じは最高です。脚本は、気づくとちょっと不幸な出来事に巻き込まれて面倒なことになっちゃう状態で次々進んでいくんですが、それが決して不憫には見えず、申し訳ないけどちょっと笑えてしまう、あまり切羽詰った感じが無いロードムービーでした。それにしても、海の家でカキ氷つくるのが芸術的に巧かったり、桃をもぐのがなぜか得意だったり、ほんとにそんな子に見えてしまうのが何しろおかしくて、そしてキュートです。
そして無防備に恋に落ちたり。
弟くんとのやりとりは、やっぱり勇気をもらえる些細だけどすごく大事な部分で、それでも恐らくは続いていく毎日にはいいことばかりなんてありゃしないけど、振り向いても居られない訳で、自分なんて探さなくていいからとにかく前を向いて歩いていこうと。
何ひとつ成就しないまま終わる物語を観て、でもなんだか少し気持ちが軽くなって。
この鈴子のキャラクターで、別の作品も観てみたいです(続編じゃなくていいんで)。

蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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コメント 6

Labyrinth

(^_^)ノ こんにちは!
ご訪問どうもありがとうございました。
実は私もこの作品 だいぶ前に観ていたのですが、書きようがない と言う感じで・・・ f^_^; 今頃ようやく纏めることが出来ました。(苦笑)
本当に蒼井優ちゃんでなければ!って作品ですね。
なんだろう?ともかく不思議な魅力の人ですね!(;^_^A
TVの番組 見てないので是非とも見たいです!
by Labyrinth (2008-08-12 16:42) 

cs

Labyrinthさん、niceとコメントどうもありがとうございます。
そうなんですよね、実は作品の内容について、なかなか書きようがない感じで、自分も結局しばらく寝かせてました・・・^^
蒼井優ちゃんは「リリイ・シュシュのすべて」からずっと気になって出演作はほぼ追いかけてるんですけど、不思議な魅力ですね。映像の中で息づいている人になってるんですよね。「人のセックスを笑うな」もキュートでしたね。
「おせん」は視聴率でも結構苦戦してたようで、観て無いっていう人が多いんですけど、これも彼女じゃなきゃっていうキャラクターですごくよかったです。もし機会があったら是非ご覧になってください。
by cs (2008-08-12 22:06) 

CORO

蒼井優、いい女優になりましたよね。
彼女の存在はとても自然で
その作品の中で本当に生きて動いている感じ。
個人的には『花とアリス』が特に好きです。
by CORO (2008-08-14 00:56) 

cs

COROさん、コメントどうもありがとうございます。
『花とアリス』、自分も好きです。
ああいうほんわかしてる映像を撮れるのも、岩井俊二監督らしいかなと思ったりします。そういえば、あの作品は撮影監督の篠田昇さんとの最後の作品になってしまいました。逆光の感じが独特で、忘れられません。
by cs (2008-08-14 13:10) 

てくてく

csさんと一緒です!
私ももっと彼女を眺めていたかった~。
すごく魅力的な女優さんで、存在感も抜群です。
これから歳を重ねていって、
ますます素敵な女優さんになって欲しいですね。
楽しみです^^
by てくてく (2009-10-17 01:41) 

cs

てくてくさん、こちらにもniceとコメントをありがとうございます。
彼女はものすごく顔立ちが整ってて端正だとか、そういうことだけじゃないキュートさがあって、表情だったり、ちょっとした仕草だったり、声のトーンだったり、人間としてのごくシンプルな魅力があって素敵なのかなと思います。
タナダユキ監督が彼女について発言してたんですが、蒼井優ちゃんが自分の演技に対して常に懐疑的な、まだこれでは十分ではないと思いながら取り組んでいる部分を持ち続けていることで女優さんとして信頼できるっていうような意味のことをインタビューで答えてて、すごく自分は納得できます。
彼女はいつも主役じゃなくてもいいので、これから先も「今回はこう来たか」みたいな新しい役で出てる作品を観てみたいです。
多分、どういうキャラクターでも、自分は出てるだけでもう十分嬉しいんですけどね。
by cs (2009-10-17 10:07) 

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