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「オリヲン座からの招待状」 [cinema]

オリヲン座からの招待状

オリヲン座からの招待状

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD

11月29日木曜日というタイミングで、急遽思い立って観てきました。
この週末には公開が終了してしまうというのに気づき、たまたま時間的にも気持ちにも余裕が出来ていて、体調も悪くないし、観ておきたかった1本ですので、即決です。

いや、これはほんと観ておけてよかったです。作品の佇まいや雰囲気とかが落ち着いてて、ある意味、地味で淡々と進行していく物語なんですが、そういうのが何しろ大好きですので。

京都、西陣が舞台で描かれる映画館とそこに暮らす人々のちょっと切ない姿。
この作品の原作小説は短編で浅田次郎氏の「鉄道員」の中に収録されていました。文庫で本を持っているくせに、そのことは映画化されて予告が始まってから知りました。実はこの短編集、表題の「鉄道員」以外をちゃんと読んでいませんでした。
映画がすごくよかったので、観終えて翌日にすぐに原作を手に取り一気に読み終えました。

内容を知らずに映画を観ていった訳ですが、加瀬亮くん演じる若い映写技師の物語が中心に据えられていて、映画館の栄枯盛衰(という表現が的確なのかちょっと疑問ですが・・・)に翻弄され時代を生き抜いていく人の姿という部分で、つい「ニュー・シネマ・パラダイス」を思い出してしまいますが、それが京ことばでやりとりされて、和のムードに落ち着いてなんとも味わいがいいです。昭和30年代という時代設定は、他の映画でも最近特に多く見かけるようになってきましたが、TVの台頭によって衰退していく映画興行が当事者にとっては切ないの一言では済まされない状況なのが見て取れました。
先代役の宇崎竜童氏も言葉少なく技師としての職人の部分がそこに居るだけで自然と様になっててなかなかよかったです。
そして、宮沢りえさん、最後に映る粗い粒子の8mm映像も含め、やはり素敵でした。


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コメント 3

minku~♪

宮沢りえちゃん、加瀬亮くん共演でとても気になってた作品ですが、
劇場では観れていません。。。
あまり評判も耳にしないですが、私の好みの作品ではないかなぁと期待しています^^
DVDになってしまうと思いますが、こおいるさんのお墨付きですし、観たいと思います♪
by minku~♪ (2007-12-09 22:32) 

cs

minku~♪さん>
コメントどうもありがとうございます。
間違いなく、みんくさん好みですよ、これ。
なぜか観たって言う人自体が少ない感じですね。

しみじみしてて、何しろ主演の二人がいいし、特に宮沢りえちゃんの京ことばの雰囲気って、あの「父と暮らせば」の広島弁のはまり具合から大体イメージできると思うんですが、声の感じがいいんです。
近くのタワレコに在庫が無くて、12日に急遽「シルク」に併せてリリースが決まった「トニー滝谷」のサントラと一緒にCD取り寄せてもらうことにしたくらい、音楽がお気に入りです。テーマ曲としてジャズピアニストの上原ひろみさんが新曲を披露してるんですが、この曲が劇中実に効果的に使われてて、あと全体のスコア担当は「夕凪の街 桜の国」も担当した村松崇継さんです。
by cs (2007-12-10 23:56) 

日本インターネット映画大賞

突然で申しわけありません。現在2007年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。
投票にご参加いただくようよろしくお願いいたします。なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。
by 日本インターネット映画大賞 (2007-12-24 20:55) 

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