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「オーシャンズ13」 [cinema]

今年は9月1日が土曜日で、夏休みが週末分延びたのはささやかな喜びでした。
この割引1000円デー、3本の作品を鑑賞しました。その1本がまず、これです。

ラスティー役のブラッド・ピットはチームでも計画実行の要になる形だから、毎回活躍のメインになるポジションなんで当然画面に映ってる比率も高くなります。「11」から比べるとさすがに落ち着いて貫禄も加わってきたのが醸しだすムードにも衣装の雰囲気にも表れてます。これまで実はリーダーであるから逆に動き回る立場ではなかったダニー役のジョージ・クルーニーが二度、ウィリー役のアル・パチーノと対峙する重要な場面があって、これも貫禄十分、さすがです。ただ、今回はお話の展開も含め、ダニー・オーシャンがルパンⅢ世に徐々に見えてきた気がして、妙にもぞもぞした気持ちがしました。悪い意味じゃないんだけど。そしてライナス役マット・デイモン。「12」でも他のメンバーと違うちょっと育ちがよさげな独自のポジションが妙におかしかったんですが、キャラクターに何が加わってもOKというポジションでもあるんで気づけばいちばんのコメディ・リリーフになってました。媚薬の件の描写はマンガそのものです。アンディ・ガルシアも毎度毎度、ほんと素敵です。今回は何しろ新旧コルレオーネ対決へのオマージュシーンまで用意されてて、意地の張り合いしてるのが最高です。そしてドン・チードルは爆破のスペシャリストという設定以上にルーベン役のエリオット・グールドへの思いやりの行動がなんだか最近の彼の俳優以外の公的な活動の部分と重なって見えたりして納得です。
そして自分の中でやはり今回お目当てのアル・パチーノは、格付けにこだわり非情さで財を成した見るからにいやな奴というキャラクターを嬉々として演じてて、ここ数年のキャリアの中では圧倒的に若々しい人物像が嬉しいです(キャラクター上、かなりがんばって若作りしてるという設定でもあったんですがそれ以上に)。
それにしても今回の脚本はシリーズである利点も盛り込んで練られてる面白さもあるし、過去2作へのリンクも当然あちこちに散りばめられてるし、かなり楽しいなと思っていたら担当はブライアン・コッペルマンとデイビッド・レビーンという「ラウンダーズ」を手がけた人たち。監督のスティーブン・ソダーバーグも脚本のディレクションに参加して徹底的にディテールを緻密に積み上げた娯楽に徹していて、ほんと楽しかったです。
音楽でもスタイリッシュなジャズ・フレイバーのインスト曲中心の中に1作目とのリンクでもある「月の光」が別バージョンで聴こえてきたりと、ふとした部分の遊び心がよかったです。

オーシャンズ13 特別版(2枚組)

オーシャンズ13 特別版(2枚組)

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2007/12/19
  • メディア: DVD


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