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「暗いところで待ち合わせ」 [cinema]

連休の最後、1月8日の月曜に、観たかったこの作品を観にシネスイッチ銀座に出かけました。
同じ単館の映画館でも渋谷に比べると落ち着いているイメージで、ここは好きです。
上映時間までの空きをやりすごすのにすぐ通りの向かいが山野楽器があるんで、そちらにも顔出してCDやDVDも探してみたりして、時間がすぐ過ぎてしまいます。
天願大介監督は「AIKI」以来です。
今回は脚本も手がける監督には珍しい原作小説がある作品。乙一という作家の人は名前だけ知っていて作品を読んだことがまだありませんでした。
とある町で他者と距離を置いて暮らす女性と、ふとした事件をきっかけにめぐり合う男性。その二人がそれぞれ抱える孤独を次第に分け合える相手としてお互いを認め合っていく・・・と筋をたどる説明の仕方によっては、まっすぐな純愛のドラマみたいですが、置かれた状況の設定がユニークです。女性は事故により数年前から視力を奪われ、一緒に暮らしていた父も失うという引きこもるには十分な状況。一方の男性は殺人容疑の事件の重要参考人で、職場からも自らの出自からも周囲に馴染めず殻に閉じこもる生活から、偶然独り暮らす盲目の女性の家に潜りこみ、息を殺して生活を始める・・・そこに関わる数少ない友人との関係も含め、穏やかに時間が流れていく前半は独特の緊張感はあるものの、心地いい空気感でした。なので、一変、物語のサスペンスとしての側面が強調されるクライマックスには驚きです。
ある意味、ちょっとアンバランスなところもある展開ですが、自分はかなり好きです、これ。
めいなCo.は天願監督が脚本で関わっていた「濱マイク」シリーズでの音楽担当でもあり、気心の知れたスタッフとして繊細で素敵なスコアが印象に残りました。ちょっとハナレグミ・永積タカシ氏の似たボーカルのメレンゲが担当の主題歌も気に入りました。

暗いところで待ち合わせ プレミアム・エディション

暗いところで待ち合わせ プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: DVD


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コメント 2

くみみん

こんにちは。お久しぶりです。
おくらばせながらあけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
間宮兄弟を見て以降半年近く映画館では映画を見ていません(^-^;
この映画もちょっと興味があるのですが、たぶん見には行けないでしょう。
映画記事もご無沙汰です。
by くみみん (2007-01-12 10:48) 

cs

kumiminさん>
niceとコメント、どうもありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
こちらがkumiminさんのブログに出かけても全然足跡を残さず、なんだか申し訳ないまま2007年になってしまいました。
すいません。
映画館はともかく、お出かけはすごく積極的に楽しんでおられるので、それで充実ならきっと十分お忙しいですよね。こちらで記事は淡々と残しますので(ひとまず2007年はいいペースなもので)、ビデオ、DVDの参考にでもどうぞ。でも自分の感想では評価が甘くて判断しずらいかもしれませんが・・・。
この作品は、ビデオとかになっても味わいがほとんど変わらないと思いますので、レンタルとかでOKだと思います。
by cs (2007-01-12 23:16) 

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