So-net無料ブログ作成

「嫌われ松子の一生」 [cinema]

嫌われ松子の一生 愛蔵版

嫌われ松子の一生 愛蔵版

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/17
  • メディア: DVD


1日に観れば1000円で済んだのに、つい「タイヨウのうた」に満足して
それでも観たくて早速鑑賞です。
「ダ・ヴィンチ・コード」も、観る予定のリストに入っているはずなのに「・・・なんで?」by松子

中島哲也監督は前作「下妻物語」も楽しめました。
さかのぼってTVシリーズ「私立探偵・濱マイク」第9話も、素敵に壊れてて最高でした(ヒットマンどうしの対決で松方弘樹さんに林家ペー・パー子夫妻が勝っちゃうって、すごい不条理な展開とか)。
そのエネルギッシュでキラキラした激しい色彩で極端な映像テイストは今回も変わらないだろうと、安直に予想していましたが、まさかこんなにディープなドラマ構築があったとは、参りました。


  まげて のばして お星さまをつかもう
  まげて 背のびして お空にとどこう

  小さく まるめて 風とお話しよう
  大きく ひろげて お日さまをあびよう

  みんな さよなら
  またあしたあおう

  まげて のばして おなかがすいたら帰ろう
  歌を うたって おうちに帰ろう



BONNIE PINKの唄「LOVE IS BUBBLE」がテーマソングという扱いなんですが、↑この歌が残ります。強烈で、切なくて、やられちゃいました。
それにしても、中谷美紀さんの体現する松子のチャーミングで切ないこと。
かなり前に観た「BeRLiN」でも独特の女性として映像の中に佇んでいる彼女が居ました。
市川実日子さんのいじらしい表情もたまらなくて、やっぱり松子さんは愛されていたんだなと思えました。悲しい出来事は数え上げれば限りなく挙げられそうだけど、たったひとつ実感できる何かがあれば十分生きていけるんだと思います。
星の降る川の近くの野原で、残酷で無邪気な暴力が体じゅうを打ちのめしても、彼女にはきれいに整えたばかりの妹の髪がうれしくて、思わず笑顔になっていたんじゃないでしょうか。
階段の先に、迎えてくれる笑顔があって、足元にはやっぱり花が咲いてて。


nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 6

わたしもBONNIE PINKよりも「まげてのばして」の方がインパクトありました。
この映画は音楽がすごくたくさん使われていますよね~
ジャンルもさまざまで。
今度サントラを聴いてみようと思っています(^^)
by (2006-07-04 22:12) 

cs

madoccoさん>
早速のコメントどうもありがとうございます。
パンフを読むとあの「まげてのばして」にたどり着くまでけっこう大変だったようです。松子の視点で繰り返し登場するし、聞く度に印象が少しずつ変わったり、岐路に立ったときに振り返ったりやはり重要なポジションだったようです。
サントラはやはり興味がありますね。歌モノとスコアと2枚、両方聴いてみたいんですが、一気にはちょっと厳しいですね・・・・。
by cs (2006-07-04 22:53) 

Sho

こんにちは。 私も松子さんは「愛されていた」のだと思います。
男の人から松子さんを「チャーミングで切ない」と言ってもらうと、すごく
嬉しいです。(知り合いじゃないんだけど・笑)

トラックバックさせていただきますね。よろしくお願いいたします。
by Sho (2006-07-15 13:08) 

cs

Shoさん>
コメントとトラックバック、どうもありがとうございました。
シネマ・メモのほうに書いたんですが、これって「フォレスト・ガンプ」だし、「トト・ザ・ヒーロー」と一緒だなぁと思ったんですよね。
女性の視点であることはもちろん違うだろうし、国が違えば差異は当然あるんだけど、なんか「お疲れ様、十分自分を生きてこれてたよね。よかったね」って言える終わり方なんじゃないかなと自分は勝手に結びついて横並びで考えました。

でもほんと、その人の振る舞いに無駄がなかったり整ってたりすることより、ちょっとはみ出したりなんか転んじゃったりしたほうがキュートだと親近感を抱きながら思うことって、ありますよね。
by cs (2006-07-15 17:28) 

Sho

こちらこそ、ありがとうございます。
シネマ・メモ読ませていただきました。私は残念ながら
「フォレスト・ガンプ」も「トト・ザ・ヒーロー」も見ていないのですが
両方とも気になる映画でした。
「お疲れ様」っていうのは、すごくわかる気がします。
by Sho (2006-07-15 18:21) 

cs

shoさん>
読んでいただいて嬉しいです。
言葉足らずかもしれませんが、制約はなるべくそのまま自分で守ろうと思って、ああいう感じでコメントしています。
「トト・ザ・ヒーロー」は、もし機会があるようでしたらご覧になってみてください。
「フォレスト・ガンプ」のほうは例えばTV放映とかも可能性があるんですが、こちらはまずそれが無さそうですので。
男性が主人公ですが、これって松子さんの人生と共通するんじゃないかと思える描き方で、ちょっと切ないけど納得のいく、満たされた気持ちになれる作品だと思います。そういえば、音楽が効果的に使われているのも共通項かもしれません。
by cs (2006-07-16 21:44) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。