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「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」 [cinema]

プルーフ・オブ・マイ・ライフ

プルーフ・オブ・マイ・ライフ

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD


日曜に、「THE 有頂天ホテル」とハシゴしてこの作品も観てきました。
気づけば更新してる今日がもう日付は金曜・・・。
ジョン・マッデン監督の作品は「恋におちたシェイクスピア」以来で、主演が同じグウィネス・パルトロウなのは後から気づきました。事前にあまり情報は仕入れずの鑑賞だったんですが、この脚本の元になっているものを同じ演出・主演のコンビで舞台になっていたそうで、更にそのイギリス公演から映画撮影の間にグウィネスにとっては今から思えば宿命的ともいえる重大な出来事があったということで、一層このタイミングでこの役を演じることに不思議な縁を思うわけです。彼女のキャリアはこれからも続いていくだろうけど、その中でも特別なポジションになる作品なのでしょう。共演のアンソニー・ホプキンスにしても姉役のホープ・デイヴィスにしてもグウィネスとのアンサンブルが何とも素晴らしく、リアルで切なくて、何気ない言葉が本当に鋭く響きます。ジェイク・ギレンホールも今回の立場は「ムーンライト・マイル」のときとは逆になっているし、ほどよく誠実なキャラクターが似合っていました。こういうポジションだから、時として相手を深く傷つけてしまうこともあるんですね。
戻せない時間が先へ先へと進んでも、悩み苦しみながらふとしたきっかけで繰り返される記憶の風景が傷を和らげてくれるその微かな効力。その微妙さを淡々と描く映像と、これからもう少し顔を上げて過ごしていけそうなささやかな温かさを感じるラストの味わい。しばらく時間が経ってからまた見直してみたい作品でした。


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コメント 4

くみみん

こんにちは。グウィネス・パルトロウはいい女優さんですね。
最近ジェイク・ギレンホールも印象に残る人です。ここのところ、
観たい!読みたい!がいっぱいあって迷うところです。
by くみみん (2006-01-20 17:11) 

cs

kumiminさん>
こちらにもコメントどうもありがとうございました。それからniceも。
グウィネス・パルトロウは、ほんとに素敵でした。
今回の役柄の中で、家族の中で献身的に支えていたはずの父が内面ではとても不安定だったり自我の揺らぐ様々な出来事によって逆に支えを失って姉や他者との距離感がうまくとれなくなったり、そのまま彼女のプライベートでの心境そのものである側面もあったようで、だからこそ表現できるものがあったと思います。それを包みこむように見守るジェイク・ギレンホールの眼差しもまた、なんともいえず優しくて穏やかでよかったです。
観たい!読みたい!が増え続けてるんですね・・・それって、嬉しい悲鳴とも言えますよね。
by cs (2006-01-20 19:17) 

てくてく

こんばんは^^
csさんのレビュー、なるほどと思いながら読ませていただきました^^
とても素敵で、作品に対する愛情を感じました。
グウィネス・パルトロウは不安定で傷付きやすい役柄を見事に演じていて、
見ていて痛々しくも感じました。
だから希望が射すラストには救われました^^
「恋におちたシェイクスピア」も好きな作品です。
by てくてく (2009-07-22 01:23) 

cs

てくてくさん、niceとコメントどうもありがとうございます。
特にこういうどちらかというと地味な作品だと、細部はだんだん忘れちゃって、時間が経っちゃうと輪郭しか思い出せなくなっちゃうんですけど、なるべくそういう地味なものほど、その頃の記憶を記録で留めておきたいんですよね。
グウィネスは確か、実際にプライベートで父を亡くすということがあって、この撮影に入るのはためらわれたんじゃなかったかなと思ったんですが、ほんとに痛々しいほどの、直前にそういう悲しみを乗り越えてきたからこそできる表現があったんじゃないかと思います。
「恋におちたシェイクスピア」は自分も好きな作品です。
by cs (2009-07-22 21:25) 

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