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「亡国のイージス」 [cinema]

亡国のイージス プレミアム・エディション

亡国のイージス プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/12/22
  • メディア: DVD


1日1000円デーのハシゴもう1本がこれでした。
邦画2本ですね。見逃してしまった「ローレライ」があって、「戦国自衛隊1549」があって、福井晴敏氏原作小説の映画化が一気に3本、そのうちの2本で共通して見えるのは“平成ニッポンって、このままでいいんだろうか?”という問いかけのような気がします。丁度この感想を書いているのが2つの原爆投下のあった日の間になりました。60年前の出来事です。たまたま自分が観た2本は自衛隊が全面協力をして撮影された作品になりました。その実際を考えたとき国防って何なんだろう、祖国って何だろう、あるいはナショナリズムって…?たとえば現在のような経済的な繁栄は、確かに不況ではあっても高度資本主義社会を受け入れ推進してきたことにより実現できたんだろうけど、それ以前に日本が心の豊かさとして育んできていたものは、消費してどんどん捨てていく価値観の中で周囲に当たり前にあったはずの里山同様にヒトも造成開発されてしまったんでしょうか。つい、なんだか斜に構えたくもなる現代ですね。感じ方は人により違うだろうけど、その「なんか、どこかおかしいよね?」という問いかけは共感でき賛同できるんじゃないか、そんな気がしました。まとまりません。作品そのものに関しての話に戻します。
佐藤浩市さん、架空のポストでほぼ会議室の中っていうので、他の主演陣とは違ってアクションに一切絡まないのが逆に新鮮でした。その分、孤軍奮闘になって傷だらけの真田広之氏を後方支援するというか状況が見えない中で信じ込む静の立場で、全く別の種類のリスクは背負っていたんですね。更にそれを静かに見つめる岸部一徳氏っていうのがあって。で、一方のイージス艦。こちらは動の舞台で、群像として人が動き回るんですが、冷徹で穏やかな表情の中井貴一氏、凄みがあるキャラクターでした。真田広之氏と相見えるシーンは「たそがれ清兵衛」vs「壬生義士伝」…って、それで決着つけちゃまずいですね。あ、でもお2人の行く末の描き方としてはまさにその違いになるのか。いや、そしたら「雨あがる」の寺尾聰氏は?

亡国のイージス 上  講談社文庫 ふ 59-2

亡国のイージス 上 講談社文庫 ふ 59-2

  • 作者: 福井 晴敏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 文庫


亡国のイージス 下  講談社文庫 ふ 59-3

亡国のイージス 下 講談社文庫 ふ 59-3

  • 作者: 福井 晴敏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 文庫


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コメント 2

うっ私も観たい。子供の映画ばかりじゃなく....。
このあと、「ロボッツ」と「ガッシュ」が控えている〜。
大人の映画が観たいよ〜。
by (2005-08-12 21:25) 

cs

コメント、どうもありがとうございます。
確かに、これはお子さんと一緒というタイプじゃないですよね。ある意味では、構図としては勧善懲悪なので、細かい政治的な背景とか抜きで、話の流れだけ判れば本当は大人じゃない世代にどんどん見てほしい内容かもしれません。でも、逆に子供向け映画が放映されてるのってこの時期限定でもあるから、せっかくなのでそっちも愉しんじゃって下さい(なんか、意見がヒトゴトかなぁ…)。電算の方に、また無期限レンタルで大人向けはお持ちしますのでそちらはまた楽しみに待っててください。
by cs (2005-08-13 12:15) 

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